冬は風が強い日が多いですね。
1. 気圧差が大きくなる(冬型の気圧配置)
冬はシベリア高気圧(冷たい空気を持つ高気圧)と、日本の東側に発達する低気圧の影響で、西高東低の「冬型の気圧配置」になることが多いです。
この気圧差によって強い風が吹きやすくなります。特に日本海側では、北西の季節風が強く吹き、雪を降らせる要因にもなります。2. ジェット気流の影響
冬は大気の温度差が大きくなるため、上空の「ジェット気流(強い西風)」も強まります。このジェット気流が低気圧を発達させ、それに伴い地上でも風が強くなります。特に低気圧が急速に発達する「爆弾低気圧」が発生すると、暴風を伴うこともあります。3. 空気が乾燥しやすい
冬は湿度が低く、空気の密度が高くなるため、風の勢いが増します。また、地表付近の温度差が大きくなることで、局地的な強風(ダウンバーストや山越えの強風=フェーン現象)も発生しやすくなります。まとめ
冬に風が強いのは、
✅「西高東低の気圧配置」による強風
✅「ジェット気流」の影響で低気圧が発達
✅「乾燥した空気」と「気温差」による局地的な風といった理由が主な要因です。
なるほど。
そして、風が強いと余計に温度差は感じます。
冬は、風速1m/sごとに体感温度が約1℃下がるそうですね。
風は嫌だ(^_^;)。